ワールドカフェの流れ

ワールド・カフェ(The World Café)はJuanita BrownとDavid Isaacsによって1995年に開発され、カフェのようなオープンでリラックスした場のなかで、メンバーの組み合わせを変えながら小グループで話し合いを続けることで、参加者全員が話し合っているような効果をもたらし、そこから新しいアイディアや知識を生み出そうとする対話の手法です。たとえば話し合いの過程で以下のような模造紙ができあがっていきます。
ワールドカフェ模造紙

このワールド・カフェの基本プロセスおよび原理は以下のとおりです(注)。

<ワールド・カフェの標準的な進み方>

ワールドカフェの進み方

<ワールド・カフェの原理>

ワールドカフェの原理

ラウンドごとのプロセスは以下のように設定されており、参加者はそのプロセスに沿いながら自由に対話を進めていきます。なお、原理の1-3が開始前、4-7が開始後に対応しています。ラウンド数は「3」が標準ですが、5ラウンド程度までは増やすことが可能です。目的によっては最終ラウンドに元のテーブルに戻らなくても構いません。

  • 第1ラウンド・・・テーマ探求
  • 第2ラウンド・・・アイディア他花受粉
  • 第3ラウンド・・・気づきや発見の統合
  • 振り返り・全体シェア・・・収穫・共有

(注)Brown, Juanita, Isaacs, David & the World Cafe Community (2005) The World Café, San Francisco, CA: Berrett-Koehler (香取一昭・川口大輔訳『ワールド・カフェ』ヒューマンバリュー, 2007).

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