3日間の秋季FDセミナー(4種のプログラム)が終わりました。今年は3日連続しての参加者が多く、濃い内容の中、ヨコのつながりもかなり強くなった印象でした。
「学生の学びを支援する授業準備ワークショップ」は学習を促進させるシラバスをどのように作成するかをメインテーマに据えています。台風の影響で、急遽1日に凝縮しての実施となってしまったことが残念です。
大学教員歴5年以内の先生を対象とした本プログラムは、もともと新任教員研修と呼ばれていたのですが、新任教員という表現自体が参加者を遠ざけてしまいそうで、現在のタイトルに変えてもらって、ここ数年実施しています。
私の理論的基盤の一つである協同学習を扱ったプログラムでは、学びのプロセスに学生自身を関わらせていく仕組み、講義にどのような構造を組み込んで活動性を持たせるかなど、参加者の経験を共有しながら、それぞれのヒントを持ち帰っていただきました。