同じ色でもこんなに違う!?
俣野は「話し合いのファシリテーション」の講座も毎年実施しています。その時には、三菱鉛筆の水性ペン「プロッキーツイン」を使いまくります。太字ツインタイプの水性顔料マーカーは他にもあるのですが、ファシリテーション業界の中ではPROCKEYが定番中の定番として君臨しています。あとはゼブラ「紙用マッキー」と寺西化学「アクアテック」が有名どころです。ちなみに私はプロッキーに加えて、不透明調インキが特徴のサクラクレパス「ピグマックスツイン」をところどころ使うパターンが多いです。
これらの水性マーカーは、色味やペン先(太さや角度など)も異なっていて、自分のお気に入りを見つけておくといいでしょう。
さて、今回は太字ではなく細字の水性マーカーを学生(私の実習グループのメンバー達)が書き比べて(比較・評価・レビューして)くれましたので、その結果をご紹介します。
観点もすべて学生が決めて、それぞれの採点結果の平均で順位を出していく方法が採られました。2時間ほどかけながら以下の8観点で採点されました。
「書き心地(極細)」「書き心地(中字)」「鮮やかさ」「裏移りしない」
「にじまない」「持ちやすい」「ペンの見た目」「ケースとペンの使い勝手」
高知大学 地域協働学部 1年 いの町是友地区 実習クラス の数名での採点ですが、極端な点数のものはそこそこ特徴が反映されているのではないかと思います。
それぞれ次のような特徴があるとのこと。
評点とあわせて、メモ用、マインドマップ用などのペン購入の際に参考になさってください。
ペン先や形は以下の画像で見比べてください。
画像なので分かりづらいかもしれませんが、基本三色(黒・赤・青)以外の発色にはけっこう特徴があります。とくに、薄い系の黄色・黄緑・オレンジ・ピンクあたりは差があって好みが分かれそうです。
カラフルな水性マーカーのセットが手元にあると何かと便利です。これを機に、どれか1セット購入してみてはどうでしょうか。